小児科

           アレルギー科のある小児科へ 〜生後三ヶ月

〜小児科へ!娘のアトピーを漢方で体質改善したママのお話です〜     

       アレルギー科のある小児科へ 〜生後三ヶ月

    
     5月15日。皮膚科から戻り、家でボーっと考えました。
     もうお昼ご飯なんて喉を通りません。

     このまま皮膚科の先生を信じて通い続けるべきか。それと
     も別の小児科に行くべきか。

     小児科・・・・、実はいつか行く日がくるかも、と思っていた
     アレルギー科のある小児科がありました。

     当時、私たちの住むアパートの二階には、二歳半のアト
     ピーの男の子を育てる先輩ママのAさんがいました。娘の
     乾燥して皮がポロポロ、傷だらけの顔を見て「うちの子も
     最初はこんな感じだったよ。一度小児科で血液検査したほ
     うがいいかもよ」とK小児科を教えてもらっていました。

     K小児科は家から離れていたので、すぐに行く気にはな
     れず、何かあったら行こう・・、と思っていました。
     その小児科はアトピーや喘息の子もたくさん通っている
     評判のいい小児科でした。

     やはり、すぐには行けなかったのは、怖かったんでしょ
     うね。

  
    
     こうして15日の午後にはK小児科に行く決意をしました。
     とても不安でしたが、皮膚科で出された粉薬を飲ませるこ
     とも不安でした。勇気を出して、K小児科へ!!

     K小児科を訪れ、先生に今までの経緯を話しました。
     乳児湿疹のこと、足に出た湿疹のこと、体中に出てい
     る湿疹のこと、皮膚科で出された粉薬を持って、ここにい
     たるまでのことを順を追って話しました。

     先生はきちんと話を聞いてくださり、娘の体を一通り見て

     「皮膚科の先生にアトピーと言われましたか?」

     「いいえ、一度も言われていません」

     「でしょうね。皮膚科の先生はアトピーという言葉は使わ
     ないんですよ。お母さんたち、ショック受けちゃうからね。
     でも、お母さん、このお子さんはおそらくアトピーだと思い
     ますよ」

     その瞬間は「きた〜!!」という感じでした。やっぱり・・・、
     やっぱり・・・。

  
    
     覚悟してこの小児科に来ただけあって、意外と冷静だった
     と思います。それからも先生の話は続きました。

     離乳食前の段階で、これだけ湿疹が出ているということ
     は、もしかしたらミルクや卵に強いアレルギー反応があ
     るかもしれないということ。まずはミルク、卵黄、卵白の
     アレルギー度を血液を採って検査しましょう。

     そこで娘は看護士さんに採血のために連れて行かれてし
     まいました。

     「ご家族にアレルギーのかたはいますか?」、夫の小児喘
     息のことやお義母さんの現在の症状をできるだけ詳しく話
     しました。

     私は、たまに目がかゆくなる程度です、と。先生はカルテ
     に書き込んでいましたが「赤ちゃんのアレルギーはお母さ
     んのほうから遺伝することが多いんですけどね〜。」

     ・・・・・え〜っ、私ですか???

     そんな中、娘の泣き声が聞こえてきました。採血のため
     看護士さんに押さえつけられているのでしょう。これも先
     輩ママAさんから聞いていました。「赤ちゃんは血管が細い
     上に動くから、看護士さんにしっかり押さえつけられるの。
     うちの子は永遠と泣き声だけ聞こえてきて30分は戻って
     こなかった」と。

     娘の泣き声はエンエンからギャンギャンに変わってきまし
     た。先生の話を聞く私の顔もオロオロしていたことでしょう。

     最後に先生はデスクの上のステロイド剤軟膏の一覧を見
     せてくれました。「今は弱いものから強いものまで、これだ
     けたくさんの軟膏があります。だから大丈夫ですよ。一緒
     に頑張りましょう」と声をかけてくださりました。

  
     
     その後、私は待合室に戻りましたが、娘の泣き声は続い
     ていました。耳をふさぎたくなり、胸が締め付けられて本当
     に地獄のようでした。

     40分後、戻ってきた娘は、顔中涙のあとがつき真っ赤、
     私に抱っこされても疲れ切って動けないのです。

     それでもママを見て安心したのかボーっとそのまま寝てし
     まいました。

     私も小児科を出た瞬間、涙があふれてきました。アト
     ピーという診断はある程度覚悟していましたが、30分
     以上採血に時間がかかるということが、とてもショック
     でした。

     先生は「これから離乳食が進んでいく段階で湿疹の出具
     合を見て、何度か採血していきましょう。そうすれば、アレ
     ルギー源がわかって除去することができますので」と言っ
     ていました。

     まだ何度もこんな辛い目に娘も私もあうのです。

  
     
     「離乳食前の段階でこれだけ湿疹が出ているということ
     は・・・」
     離乳食が始まったらどうなるのでしょう??

     今の時点で重症ってこと??怖くて聞けませんでした。

     「一緒に頑張りましょう」、最後の先生の言葉が耳に残り
     ました。なんだか「先は長いよ。何年もかかるよ」という意
     味合いが伝わってくるようで・・・。

     長い長い一日でした。

     これから先の娘のことや、自分が味わうであろう精神的苦
     痛を考えると、とても怖ろしかったです。何よりも、泣き疲れ
     て眠っている娘の顔を見て、涙が止まりませんでした。
     





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